スマホの使いすぎが記憶力を弱める?
日々の塾ブログ今日は「スマホと勉強」の関係についてのお話です。
最近の研究では、スマホを長時間使うことで記憶力が弱まる可能性があることが分かってきました。
たとえば東北大学の川島隆太先生の調査では「スマホを使う時間が長いほど、学力テストの点が下がりやすい」という結果も出ています。
どうしてそんなことが起こるのでしょうか?
実はスマホの影響は「記憶力」だけにとどまりません。
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睡眠障害につながる → 寝る直前まで画面を見ていると眠りが浅くなり、翌日の脳の働きが落ちやすくなります。
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記憶の定着が下がる → 睡眠不足は、せっかく勉強した内容を脳にしっかり刻み込む力を妨げます。
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日中の集中力の低下 → 睡眠不足や“通知の刺激”で、勉強に集中するのが難しくなります。
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運動不足による脳の発達の阻害 → スマホ時間が長いと体を動かす時間が減り、脳の発達や血流にも影響が出ると指摘されています。
つまり、スマホを「使いすぎる」ことは、勉強に必要な 記憶力・集中力・脳の健康 すべてに影響してしまうのです。
もちろん、スマホ自体が悪いわけではありません。大切なのは バランスとルールづくり。
たとえば:
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勉強中は机の上に置かない
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寝る1時間前にはスマホを手放す
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家では充電場所をリビングに決める
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1日30分は運動の時間を意識する
こうした小さな工夫で、子どもたちの脳と心を守りながら、学習効果を高めることができます。
保護者の方も、ぜひお子さんと「スマホとの上手な付き合い方」について話し合ってみてください。 “勉強の敵”にするのではなく、“未来の味方”にできるよう、うまくコントロールしていきたいですね。
シエルアカデミーでは、子どもたちが集中できる学習環境を整えながら、一緒に成長をサポートしていきます。
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