“認知特性”で自分に合った勉強法を知ろう!
八木校ブログこんにちは、シエルアカデミー八木校の杉本です!
ゴールデンウィークも終わり、いよいよ新学年初めての定期試験が近づいてきました。
周りの友達が勉強を始めたことで、慌てて勉強を始めた人もいるかと思います。
さて、定期テストに向けての勉強を行う中で、
「時間をかけて勉強しているのに、あまり身についていない気がする」
「この勉強法を続けていて本当に成績が上がるのだろうか?」
といった悩みを抱えている人も少なくないのではないでしょうか?
そんなみなさんに知っておいて欲しいのが、”認知特性”という言葉です(私も最近になって初めて知りました)。
実は人間の記憶のプロセスにおいては、人それぞれに得意・不得意な情報処理の方法があると言われており、
その性質を知ることで自分にぴったりの暗記法や勉強スタイルを見つけることができるのです。
今回は、みなさんの認知特性を確認するための簡単なテストを用意しました!
以下の7つの質問にA・B・Cのいずれかで回答することで、自分に合った勉強法を知ることができます。ぜひチャレンジしてみましょう!
(本記事は 旺文社『螢雪時代 2024年4月号』を参考に執筆しています)
・認知特性テストにチャレンジ!
Q1. 新しい友達ができたとき、その人を知るためには何を見る?
A. Instagram B. TikTok C. X(Twitter)
Q2. 小学校の運動会を思い出したとき、最初に何を思い浮かべる?
A. 友達が走っている様子や、運動会の飾り付け・風景など
B. 流れていた音楽やダンスで使った曲など
C. 楽しかったことや辛かったことなど
Q3. 小学校の担任の先生について、最も印象に残っているのは?
A. 先生の顔立ちや、立ち居振る舞い
B. 先生の声・話し方や、言ってくれた言葉
C. 先生との思い出やエピソード
Q4. 小学校に入る前、一番好きだった遊びは?
A. 絵を描く B. 歌を歌う C. 本や図鑑を読む
Q5. 授業のノートであなたが一番好きなのは?
A. マーカーで色をつけたり、イラストを加えたりしたノート
B. 授業中に先生が話したことを、そのまま書きとったノート
C. 要点をまとめたり、関係性を図にしたノート
Q6. 授業でプレゼンをすることになったとき、資料作りで工夫するのは?
A. 写真やイラストをメインに見せる
B. 資料は最小限に、口頭で説明する
C. 図を交えつつ、説明文の書き方を工夫する
Q7. 友達10人の個性を表現してと言われたらどうする?
A. 表情や動作をモノマネしたり、似顔絵を描く
B. 話し方や声色、口癖で表現する
C. それぞれの性格や、長所・短所を挙げる
いかがでしたか?以上のテストでA〜Cのうち最も多く回答したものによって、あなたの認知特性がわかります!
・Aが多かったあなたは、視覚優位型!
視覚優位型のあなたは、目で見たものを認識・記憶するのが得意なタイプです。空間認識能力が高いことから、絵を描くのが得意だったり、立体的な空間をイメージする能力にも長けています。そんなあなたには、以下の勉強法がおすすめ!
1.写真やイラストで覚える
視覚的な情報を頭に入れるのが得意なので、写真やイラストと結びつけて覚えるのが効果的。英単語帳などに自分でイラストを描いてみるのもいいかも。視覚優位型のあなたは目で見たものをそのまま覚えるのが得意なので、人物のイラストや具体的な写真などが豊富な参考書を選びましょう。
2.色のイメージから連想する
色マーカーなどを使うのもおすすめ。単語を色分けして覚えていくことで、問題文中でその単語を見たときに色のイメージから思い出すことができたりします。
・Bが多かったあなたは、聴覚優位型!
聴覚優位型のあなたは、声や音を記憶したり、話したりするのが得意なタイプです。話好きで会話の切り返しがうまかったり、音色などの音楽的なイメージを処理するのも得意です。そんなあなたには、以下の勉強法がおすすめ!
1.リスニングや音読で覚える
音声でのインプットが効果的です。音声読み上げアプリを利用したり、自分で声に出すのを聞いて覚えるといいでしょう。また、音楽や曲に合わせるのも有効な手段の一つなので、好きな音楽にのせたり語呂合わせで覚えたりすると効果的。
2.音楽と一緒に覚える
音楽や曲に合わせるのも有効な手段の一つです。好きな音楽にのせたり、語呂合わせで覚えたりすると効果的。
・Cが多かったあなたは、言語優位型!
言語優位型のあなたは、文字を認識したり、文章のイメージ化が得意なタイプです。文字をそのまま覚えたり、見聞きした文章を頭の中でイメージしたりするのが得意です。そんなあなたには、以下の勉強法がおすすめ!
1.オーソドックスな勉強法を貫く
教科書をしっかり読み、問題集を解き、書いて覚えるといったオーソドックスな勉強法が合っています。文章化が得意なので、自分の考えや回答に至る過程を文章化して記述してみると良いでしょう。
2.手と頭を動かしてアウトプットする
言語をイメージ化するのも得意なので、教科書の文を頭の中で映像化したり、歴史上の人物を相関図にまとめたりなど、整理して書き出す勉強法も有効です。
・さいごに
いかがでしたか?このように自身の認知特性を知ることで、どのような勉強法が効果的なのか知ることができ、より効率的に勉強を進めることができます。ちなみに私はダントツで視覚優位型でした!
自分の認知特性についてもっと詳しく知りたい方は、ネット上で検索してみるとより詳しい診断テストを受けることができます。自分に合った勉強法を知ることで、テスト対策・受験勉強を有利に進めていきましょう!